陸上自衛隊の男性隊員が店からフィギュアを盗んだり値札を貼り替えて購入したりしたなどとして9日、懲戒免職処分を受けました。

懲戒免職となったのは陸上自衛隊飯塚駐屯地の第2高射特科団に所属する30代の男性陸士長です。

飯塚駐屯地によりますと男性陸士長は2022年9月、福岡県筑紫野市の商業施設でフィギュア(約6800円相当)を万引きしたほか、福岡市内の中古小売店で値札を貼り替え、実際よりも4万円以上安くフィギュアを購入していたということです。

男性陸士長は窃盗と詐欺の疑いで書類送検されていましたが、被害店舗との示談が成立したとしてその後、不起訴処分となっていました。

駐屯地の調査に対し男性陸士長は「出来心でやってしまった」などと話していたということです。

飯塚駐屯地の田中裕宣陸将補は「隊員がこのような行為を犯し誠にに遺憾です。再発防止のため隊員指導を徹底していく所存です」とコメントしています。

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