アーティストのキャンドル・ジュンさんらが29日、能登半島地震で被害を受けた石川県珠洲市で地元の住民と食事やライブパフォーマンスで交流するイベントを開いた。数十本のキャンドルに火をともすと、住民が復興への思いを込めて紙に書いた「一歩ずつ前へ」「珠洲を元気に」などのメッセージが照らし出された。
キャンドル・ジュンさんは「被災者と支援者の垣根を越えて長く付き合いを続けたい。困っていることや地元の話を何でも教えてほしい」と呼びかけ、手料理を振る舞った。来場者は水墨画のワークショップなどを楽しんだ。近くの仮設住宅で暮らす能村睦美さん(64)は「地震後は近所のみんなが外で集まることもなかったので、良い機会になった」と話した。
キャンドル・ジュンさんらの団体は東日本大震災の被災地の支援活動を長く続けており、能登半島地震でも避難所での炊き出しや物資の寄贈をしている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。