11月、アメリカでオスプレイが緊急着陸した事故を受けて、アメリカ軍は全てのオスプレイの運用を一時停止し、日本政府にも通知したことを明らかにしました。
アメリカ海軍航空システム司令部は、12月9日、FNNの取材に対し、空軍のオスプレイが11月、ニューメキシコ州で緊急着陸した事故があり、アメリカ軍が使用する全てのオスプレイの一時的な運用停止を、12月6日に提言したと明らかにしました。
また、アメリカ軍は12月6日から、空軍が保有する全てのオスプレイの運用を一時停止したほか、海兵隊も6日から96時間の不要不急の運用の停止を決定したとしています。
国防総省から日本政府にも通知したということです。
中谷元防衛相
「現在、アメリカ側に確認中。自衛隊の(オスプレイの)対応については、確認の結果を踏まえて、適切に対応する」
アメリカ軍のオスプレイは、2023年11月に鹿児島・屋久島沖で墜落し、8人の搭乗員、全員が死亡していて11月、慰霊祭が行われています。
また、奄美空港には11月21日にトラブルのために着陸したアメリカ軍のオスプレイ1機が現在も駐機中で、部品を交換し次第、飛び立つとしています。
塩田知事
「屋久島の事故もあった。その後もいろいろなトラブル等があったので、これまでの経緯を踏まえて、しっかりと安全に万全を期してほしい」
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