今年、成年皇族の仲間入りをされた、秋篠宮家の長男・悠仁さま。
12月11日、筑波大学の推薦入試に合格し、2025年4月に入学されることが発表されました。

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現在、筑波大学附属高校3年生の悠仁さま。
「学校推薦型選抜」を利用し、11月28日から2日間、茨城県の筑波大学のキャンパスで、「生命環境学群・生物学類」の小論文や面接などの試験を受け、合格されました。

去年、実際に大学のキャンパスを見学され、昆虫に関する研究室があることや、実験や実習が豊富にあることなどから、筑波大学を志望されたといいいます。

悠仁さまの受験について、フジテレビ皇室担当の宮崎千歳記者は…。

フジテレビ皇室担当 宮崎千歳記者:
高校入学当初は、一般の受験でも筑波大ということを考えていらしたようなんですけども、学校の成績がAランクということで、推薦入試の基準を満たしているということがご自身で分かって、推薦制度を利用するとお決めになったと聞いています。

そんな悠仁さまは、公務に同行される際も、参考書を持参し受験勉強に励まれていたといいます。

フジテレビ皇室担当 宮崎千歳記者:
夏に地方の方に、国際会議ですとか、ご夫妻の公務に同行される機会があったんですけれども、その移動の新幹線の中では、本当に寸暇を惜しんで、勉強されていたというふうに聞いていますので。

合格の知らせを受けた悠仁さまは、ご両親である、秋篠宮ご夫妻とともに安堵されていたといいます。

フジテレビ皇室担当 宮崎千歳記者:
憶測を含む様々な報道があって、ご自身の進学先を巡って、本当に様々な学校名が取り沙汰されている。そういう、他の受験生にはない特殊な状況の中で、自分の志望に向けて、勉強に集中したり、気持ちを整えて勉強に向かうっていうのは、決して簡単なことではなかったんではないかなというふうに拝察しています。

また、今回の大学合格の発表について、秋篠宮家の側近トップは、悠仁さまが多くの受験生が努力を続けるこの時期に、自身の受験や合否についての発表を控えたいと考えられていたことも明らかにしました。

フジテレビ皇室担当 宮崎千歳記者:
皆さん、受験を控えている方は、いま本当に大変な時期で、同じ受験生として悠仁さまもよく実感されている中で、他の受験生の皆さんの大変さに思いを致されたんではないかなというふうに思います。

「最後は自分で」秋篠宮家の教育方針

1872年、日本初の教員養成学校として発足した「師範学校」が起源の筑波大学。

悠仁さまが合格された生命環境学群など、11の学群があり約1万7000人の学生が学んでいます。

戦後皇室に生まれた皇族の国立大学への進学は、初めてのこと。
悠仁さまが筑波大学進学を選択されたことについて、秋篠宮さまと30年以上親交があるジャーナリストの江森敬治氏は、“秋篠宮家の教育方針”も関係していたのではないかといいます。

秋篠宮さまと30年以上親交 江森敬治氏:
(悠仁さまが)自分で学びたい大学を選んだということなんだなと思いましたね。
最後は自分の考えで決めるということで、ご両親(秋篠宮ご夫妻)もそれで進めたいみたいなお話ございましたので。
(秋篠宮家は)小さい頃から自主性を重んじる。やはり、ご本人がもうやる気を見せて、目標なりを立ててですね。それに向かって努力するという、それが基本といいますか、親としてはそういう方向に育てたいというお考えが強かったと思いますけれどもね。

現時点では、赤坂御用地のお住まいから通学される見通しだということですが、入学後、悠仁さまはどのようなキャンパスライフを送られるのか。サークル活動への参加の可能性はあるのでしょうか?

フジテレビ皇室担当 宮崎千歳記者:
天皇陛下は(学習院大学の)文学部だったんですけれども、勉強の傍らで音楽部に所属して、オーケストラにすごくうち込んでいらっしゃいましたし、秋篠宮さまも自然文化研究会というサークルを立ち上げられて、そこで、紀子さまと出会われているんです。
そういう勉強以外の活動を通しても、まさにその青春を謳歌されたというか、キャンパスの中では本当にいち大学生として、自由な時間をお過ごしになったというふうに聞いています。

――筑波大学のキャンパスは広く、自転車が必須だといいますが
フジテレビ皇室担当 宮崎千歳記者:

悠仁さまは普段赤坂ご用地の中で、トンボの生息環境の調査をされています。(御用地の)中はかなり起伏もあるんです。けれども、自転車で日々回られているそうなんですね。なので、キャンパス内の自転車の移動ということについては、多分何の心配もいらないような状況ではないかと思います。
(めざまし8 12月12日放送)

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