福岡県水巻町で去年6月、被害者の妹と共謀し女性を殺害し通帳を奪ったなどとして罪に問われている女に対し12日、懲役20年の判決が言い渡されました。
判決を受けたのは福岡県北九州市小倉北区の無職、岡村恵美被告(48)です。
判決によりますと岡村被告は去年6月、知人の辻和美被告と共謀し、水巻町の町営住宅で辻被告の姉、つぐみさんに催涙スプレーをかけたあと首を絞めて死亡させ、通帳を奪うなどしました。
12日の判決公判で福岡地裁小倉支部の武林仁美裁判長は「辻被告が強盗に及ぶ可能性を現実的だと認識していた」「岡村被告一家に金を渡すための犯行」と共謀を認定した上で、現場への送迎など「辻被告の強盗を促進する重要な行為を担い責任は重大」などとして懲役20年の判決を言い渡しました。
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