全国で危険なあおり運転が相次いでいる。徳島県ではセンターラインのはみ出し走行、さらに車をバックさせるあおり運転が確認された。また、茨城県では走行中にトラックが幅寄せを繰り返すという、あわや大事故になりかねない瞬間がカメラに捉えられている。
【徳島県】クラクションにバック急発進…信号無視で歩道乗り上げ
徳島県で11月6日午後1時半頃に撮影されたのは、センターラインをはみ出したまま走るシルバーの車だ。
突然の危険運転を目の当たりにしたドライバーも思わず、「えぇー!?危ないって何こいつ…」と声を上げ、驚くしかなかった。
この記事の画像(17枚)さらにシルバーの車は、そのまま右に寄ったまま信号が赤にも関わらず、歩道に乗り上げながら右折していった。
当時を振り返りドライバーは、「危険だなと思ったし、ヤバいやつだなと思った」と苦笑気味に相手の異常さを語っている。
実は撮影していたドライバーが危険を感じたのは、ラインのはみ出しを行う少し前からだ。
数分前、現場ではどこからともなくクラクションが鳴り続けていた。鳴らしていたのは、あのグレーの危険な車だ。
車は左に寄ったまま走ったと思えば、今度は突然バックしだす始末で、あわや事故にもなりかねないあおり行為を行っていた。
危険運転に対し撮影していたドライバーは、「激しい目なあおり運転…常軌を逸している運転ですね」と批判している。
【茨城県】幅寄せであおるトラック
危険なあおり運転は、茨城・筑西市で1日午後4時半ごろにも撮影されていた。
当時、プロのドライバーが運転するトラックが、右の車線を順調に走っていたかと思われた。
その時、突然トラックが急接近し、いわゆる“幅寄せ”を行ってきたのだ。
ドライバーが驚いている暇もなく、前に出たトラックはセンターラインをまたぎながら走行を始める。
しかし、その後すぐに落ち着きを取り戻したように、トラックは左車線を進み始めた。そこであおり運転の被害を受けたドライバーは隙を見て、右から追い抜こうと試みた。
するとトラックは、まさかの2回目の幅寄せを行ってきたのだ。
幸い事故には至らなかったが、被害を受けたドライバーは「プロならもっとプロ意識を持って運転して欲しい」と話している。
(「イット!」 12月6日放送より)
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