栃木県で夫婦の焼かれた遺体が見つかった事件で、死体損壊の疑いで新たに逮捕された元俳優の若山耀人容疑者が、千葉県内の知人宅にいたところ、警視庁の捜査員に身柄を確保されていたことが新たにわかった。

死体損壊の疑いで新たに逮捕されたのは、元俳優の若山耀人容疑者(20)と韓国籍の姜光紀(カン・グァンギ)容疑者(20)。若山容疑者と姜容疑者は、4月16日、栃木県那須町で、飲食店経営の宝島龍太郎さん(55)と幸子さん(56)の遺体に火をつけ損壊した疑いがもたれていて、実行役とみられている。

警視庁によると、若山容疑者と姜容疑者は27日から指名手配されていたが、若山容疑者は、30日午後10時40分すぎに、千葉市若葉区の知人宅にいたところを、警視庁の捜査員により身柄を確保されたことが新たにわかった。

また、既に逮捕されている平山綾拳容疑者(25)は、若山容疑者を「キラト」、姜容疑者を「カン」と呼んでいて、「年末から年明け頃、カン、キラトと知り合い、何度か飲んだ」などと供述しているという。

事件前日に平山容疑者から車を借りた若山容疑者と姜容疑者が、東京・品川区から那須町の現場に行ったとみられている。

警視庁は、平山容疑者に指示をしていたとみられ、沖縄に潜伏していた佐々木光容疑者(28)も逮捕しているが、さらに上に別の指示役がいる可能性があるとみて、全容解明を進めている。

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