内閣府は2024年8月に初めて発表された「南海トラフ臨時情報巨大地震注意」を受けて日頃からの備えや呼びかけの改善方法をとりまとめました。
2024 年8月に日向灘を震源とする地震で、南海トラフ臨時情報巨大地震注意が初めて発表されましたが、情報の意味など住民や事業者から戸惑いがあったとの報告を受け内閣府が検証を行っていました。
検証の結果、改善方策として防災対応については「日頃の備え」と臨時情報発表に伴う「特別な備え」で分けて記載し、違いをより明確にすることが20日、とりまとめられました。
また、地震発生確率についても巨大地震の「注意」と「警戒」でそれぞれパーセントでの表示を追加しました。
このほか、初めて多言語化の資料も作成するなど周知広報を強化するとしています。
その上で、地方公共団体や事業者が主体的に取り組むことが理想だとし、防災対応を再検討するためにも各自治体が取り組んでいる事例集を作成し、速やかに共有するなど出来るものから対応していくとしています。
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