群馬県と同県長野原町は、コミュニケーション力や課題解決力といった「非認知能力」を育てる「SEL教育」を主眼とし、日本語と英語で授業を行う小学校を同町内に設けると発表した。旧北軽井沢小学校跡地を活用した株式会社立の小学校「きたかる森のインター(仮称)」で、2026年4月の開校をめざす。
小学校に3〜5歳児を対象とするプリスクールを併設する形で開校し、1クラス15〜20人程度、全校の定員は140人を予定する。相模原市で同様の「LCA国際小学校」を運営するエデューレエルシーエー(同市)が運営する。
19日の記者会見で萩原睦男・長野原町長は「町外からの移住や交流人口を増やしたい」としたうえで、授業料負担に関連して「企業版ふるさと納税の活用や奨学金制度なども検討したい」と話した。長野原町は9月、教育特区の申請を内閣府に行い、12月11日付で認定を受けた。
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