5月は赤十字運動月間です。
献血への協力や災害への備えについて考えてもらおうと、宮崎市でイベントが開かれています。

イベントは、献血が慢性的に不足していることや全国各地で地震が相次いでいることを受け、宮崎県赤十字血液センターなどが初めて開催しました。

宮崎市のカリーノ宮崎にある献血ルームの入口には、災害時の救援物資や日本赤十字社宮崎支部のスタッフが能登半島地震の被災地で活動した時の様子などが展示されています。

県赤十字血液センターによりますと、昨年度、県内での献血者は4万1287人で計画に対する達成率は95.6%。
年代別にみると、献血者全体の約7割が40代から60代で20代はわずか11.4%となっています。

(県赤十字血液センター橘通出張所 伊作洋美所長)
「今献血を支えている50代から60代の方たちもそのうち献血をご卒業することになります。そういった時に今の若い方に献血をしていただいて、これから先多くご協力いただく必要があると思っています。」

このイベントは5月末まで開かれ、5月10日までに献血の予約をすると防災食がプレゼントされるということです。

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