元日に発生した能登半島地震から4カ月。石川県では、いまだ避難者が4600人を超え、約3800世帯で断水が続いています。県内で震度5強を記録したあわら市では、地震の爪痕が残されたままの場所があります。現状を取材しました。
吉田圭吾アナウンサー:
「あわら市下金屋です。崩落した道路にブルーシートがかかり通行できないままとなっています」
あわら市下金屋の市道は、地震の影響で道路が約45メートル、のり面を含む斜面約50メートルが崩落しました。
あわら市では地盤を改良したうえで道路をつくり直す方針で、今後、国の補助金も活用しながら、総事業費約2億円をかけ、11月末までに復旧工事を終えるとしています。
一方、あわら市の北潟湖畔でも地震の影響で地盤沈下が発生し、復旧はこれからという状況です。
県三国土木事務所によりますと、地震の影響で北潟湖周辺の6カ所で、堤防の傾きや地盤沈下を確認。こちらも、復旧に向けて国の補助金が得られたため、今後、約6億4000万円をかけて工事を進めるとしています。現段階で工事完了の時期は未定だということです。
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