鹿児島テレビに視聴者から「ゲンジボタルが飛び始めた」との画像投稿がありました。4月20日さつま町で撮影されたものです。2023年より早く飛び始めているとのことでした。
鹿児島テレビでは4月30日、新井気象予報士が鹿屋・鷹直神社を取材しました。すると多くのヒメボタルが飛んでいるのを確認! 神社近くの鹿屋市横山町ホタルの会によると、「2023年は例年より10日ほどホタルの出現が早い」ということです。
なぜこんなに早いのでしょうか?
鹿児島県ホタルを育てる会の元会長でホタルの生態に詳しい上野武次さんは「冬が暖かかったことと、3月に雨が多く、ホタルの幼虫が例年より早く陸に上がったからではないか」とみています。
一般にホタルの幼虫は雨が降った日やその直後に川から陸に上がる習性があります。そして土の中に潜ってさなぎになり、成虫となって再び外に出てくるのです。
ゴールデンウィーク後半、近くにホタルが見られるスポットがあったら、行ってみませんか? いつもの年より早く、その姿を見ることができるかもしれません。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。