SNS上で、コンサートのチケットを販売するとうその投稿をし、現金をだまし取った疑いで女が逮捕された事件で、被害者が手口の実態を語りました。

無職の鶴田彩花被告(31)は、去年1月、SNS上でアイドルグループのコンサートチケットを販売するとうその投稿をし、京都市の女性(20)に7万5000円を振り込ませて、だまし取った罪に問われています。

警察によると、鶴田被告は、定価が9000円前後のチケットを「2枚15万円で販売する」旨のメッセージを女性に送っていましたが、実際はチケットを持っていなかったということです。

一方、鶴田被告からチケット代が返金されていないと訴える男性(20代)は、関西テレビの取材に、“泣き寝入り”せざるを得なかったと話します。

男性は、鶴田被告から「友人が行けることになりチケットを譲ることができない」と連絡を受け、その後、複数回、返金についてSNSでやり取りをしましたが、返金されることはなく、最終的に連絡が取れなくなったということです。

警察は、被害者は全国で100人以上いるとみて調べています。

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