名古屋市民オンブズマンが自民党愛知県連の収支報告書で、政治資金収支報告書の不記載を指摘し、刑事告発したことを明らかにしました。

 名古屋市民オンブズマンは5月2日、2022年までの5年間の自民党愛知県連の収支報告書で、県内の党の各支部への支出7700万円余りと、各支部からの収入約1200万円について不記載の疑いが判明したと発表しました。

 政治資金規正法違反の疑いがあるとして、2日付で当時の県連会長ら4人を名古屋地検特捜部に刑事告発したということです。

 市民オンブズマンの新海聡代表は「裏金を作る手段になり得るもので、ちょっとしたミスとは見過ごせない」と話しています。

 一方、自民党愛知県連は「告発状が届いておらずコメントできない」としています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。