愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造に関わったとして、地方自治法違反(署名偽造)の罪に問われた元県議で運動事務局長だった田中孝博被告(62)の弁護人が7日、懲役2年、執行猶予4年の名古屋地裁判決を不服として控訴した。地裁が明らかにした。

4月19日の判決によると、田中被告は次男=有罪確定=らと共謀して2020年10月、佐賀市の貸会議室に集めたアルバイト3人に、有権者の氏名を署名簿に記載させた。被告は無罪を主張していた。〔共同〕

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