長年にわたり様々な分野で社会に貢献した人に贈られる春の叙勲の伝達式が、5月7日に岩手・盛岡市内で行われました。

盛岡市で行われた伝達式には、総務省関係と厚生労働省関係の受章者19人が出席しました。

式では、達増知事が受章者一人一人に勲章を手渡した後、「皆さまの受章は県民の喜びであり郷土の誇りです」と功績をたたえました。

このうち旭日双光章を受章した宮手義和さんは、岩手医科大学の薬剤部で勤務した後、県薬剤師会の副会長を12年務めました。
医師と薬剤師の分業化を進め県内では8割近い病院に浸透するなど、患者に安全に薬を提供する礎を築きました。

旭日双光章 宮手義和さん
「色々な方に助けられて今、きょうのここがある。これからも患者様のために一生懸命働く薬剤師でありたいと思っている」

県内ではこの春、76人が叙勲を受けています。

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