北海道東部の津別町で、職場の先輩の顔面を殴りケガをさせたとして、23歳の役場職員の男が傷害の現行犯で逮捕されました。

 男は5月8日午前1時ごろ、津別町新町の路上で、津別町役場の20代の男性職員の顔面を殴り、ケガを負わせました。

 警察や津別町役場によりますと、2人は職場の先輩、後輩で、事件直前まで飲食店で他の同僚男性2人と合計4人で酒を飲んでいました。

 店を出た後の帰宅途中に事件が起き、居合わせた同僚が男を取り押さえて逮捕。被害に遭った男性が「殴られました」と警察に通報し、駆けつけた警察官に男を引き渡しました。

 男性は鼻付近が腫れる軽傷で、居合わせた同僚は「(男が)突然、(被害者を)殴った」と話しています。

 男と男性は勤務態度に問題はなく、所属する課も異なり、人間関係のトラブルもありませんでした。

 警察の調べに男は「相手にケガを負わせたことは申し訳ないと思っている」と話しています。

 ただ、男は酒に酔っていて、記憶がはっきりしないことから、警察は男の酔いが覚めた後、事件の詳しい経緯を調べることにしています。

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