輪島市の復興へ市民らが議論する「復興まちづくり計画検討委員会」(9日、石川県輪島市)=共同

能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市は9日、市の復興に向けた計画を市民らが議論する「復興まちづくり計画検討委員会」を初開催した。今後2カ月に1回程度開き、来年3月までに計画案を取りまとめる。

坂口茂市長は「輪島で希望を持って生きていけるよう新たな再生の復興計画を示したい」と述べた。

委員は専門家や商工会議所会頭のほか、公募で選ばれた市民3人ら計14人が就任。市が行う市民への意向調査や被害状況などをもとに復興計画について議論し、市長に提言する。

委員長に就任した災害復興に詳しい東北大の姥浦道生教授は「輪島らしい特色を最大限生かし、長期的視点に立って市民の声をしっかり盛り込んだ計画にしたい」と話した。〔共同〕

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