栃木県那須町で夫婦の焼かれた遺体が見つかった事件で、警視庁は、仲介役の男を殺人の容疑で11日にも再逮捕する方針を固めた。

この事件は、栃木県那須町で4月16日、飲食店経営者の宝島龍太郎さん(55)と妻・幸子さん(56)の遺体が見つかったもので、警視庁は、事件翌日に出頭した仲介役の平山綾拳容疑者(ひらやま・りょうけん=25)を、11日にも殺人の疑いで再逮捕する方針を固めた。

捜査関係者によると、平山容疑者は夫妻が殺害された東京・品川区の「空き家」には入っていないものの、実行役の男らに対して、「夫婦を処理してくれ」などと依頼し、殺害を指示したという。

この事件を巡っては、夫婦の娘と内縁関係の関根誠端容疑者(32)や不動産会社経営の前田亮容疑者(36)、実行役の元俳優・若山耀人容疑者(わかやま・きらと)など5人も死体損壊の疑いで逮捕されている。

警視庁は、残る5人についても夫婦殺害への関与を追及する方針。

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