2023年相次いだ福島県職員の逮捕。再発防止の徹底はどこまで届いていたのか?県職員の40歳男が5月13日逮捕された。

「深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」
福島県立会津大学が福島県会津若松市で行った記者会見。
不同意性交等の容疑で逮捕されたのは、会津大学に出向している福島県職員・長田総一郎容疑者(40)。
警察によると、長田容疑者は2024年2月下旬、県外のホテルで知人女性の意思に反してわいせつな行為をした疑いが持たれている。被害を受けた女性から警察へ被害届があり、警察が捜査していた。長田容疑者は「間違いない」と容疑を認めていて、犯行の動機などを詳しく調べている。

会津大学の関係者は会見で「コンプライアンス意識の徹底や不祥事再発防止の意識付けをやっていかなきゃいけないと考えています」と述べた。
2023年、教職員などを除く知事部局の職員の逮捕は、5人と過去5年間で最多だった福島県。逮捕は今年初めてで、「このような不祥事を二度と起こすことのないように職員に対する法令順守の徹底を図る」とコメントしている。

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