広島市西区の高級時計店で店主など3人が重軽傷を負った事件で、盗品などを売却した罪に問われている元自衛官の男の控訴審は即日結審し、判決は6月6日に言い渡される予定です。

一審判決などによりますと元自衛官の中桐海知被告(25)は2022年12月、「ルフィ」などを名乗る事件の指示役から腕時計などの売却を依頼され、東京都内の貴金属買取店で腕時計など74点を約1132万円で売却した盗品等処分あっせんの罪に問われています。

1審では懲役1年・罰金50万円の実刑判決を受け、刑が重過ぎるとして弁護側が控訴していました。

14日に始まった控訴審で弁護側が求めた被告人質問が行われ、中桐被告は、出所後は大型トラックの免許を活かし運転手として働くことで社会に貢献したい旨を明らかにしました。
裁判は即日結審し、判決は6月6日に言い渡される予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。