三菱電機は鉄道向けの蓄電池を開発する

三菱電機は15日、武蔵精密工業子会社の武蔵エナジーソリューションズ(山梨県北杜市)と鉄道車両向け蓄電池の分野で提携したと発表した。両社の技術を掛け合わせ、より小型化した性能の高い製品を開発する。

蓄電池は鉄道車両に据え付け、ブレーキ時に発生する回生エネルギーをためる時に使う。武蔵エナジーの製造する電子部品を三菱電機の蓄電池に組み込むことで性能を上げる。次世代蓄電池の大きさは幅33センチ、奥行き40センチ、高さは13センチ。車両の大きさによって搭載する台数は異なる。

三菱電機は振動や防水に強い蓄電池の開発に強みを持ち、武蔵エナジーは出力密度が高く急速充電が可能な部品を得意とする。国内外の鉄道事業者向けに蓄電池の販売を広げる。

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