公益財団法人・中谷医工計測技術振興財団は16日、医用生体工学分野の独創的な研究者を顕彰する「神戸賞」の第1回受賞者を発表した。大賞を東京大学の浦野泰照教授、若手研究者が対象のYoung Investigator賞を大阪大学の武部貴則教授、東大の太田禎生准教授、東大の加藤英明教授の3人に贈る。大賞の賞金は5000万円。6月1日に神戸市内で授賞式を開く。
大賞に決まった浦野氏の研究業績は「オリジナル蛍光プローブの精密開発とその活用による、革新的生体・医療イメージング技術の創製」。生体の細胞や分子を生きたまま可視化するバイオイメージング技術の基礎となる蛍光プローブという分子を独自に多数開発したことが評価された。
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