北洋銀行は21日、北海道標茶町や厚岸町と、国が二酸化炭素(CO2)排出量の排出削減効果を認める「J―クレジット」などの推進で連携すると発表した。両町内の森林からのクレジット創出、販売に向けた支援を同行が担う。森林の状態を把握することや、地域の林業のデジタルトランスフォーメーション(DX)でも協力する。

J―クレジットでノウハウを持つ住信SBIネット銀行やセールスフォース・ジャパンなども連携に加わる。北洋銀傘下のコンサルティング会社、北海道共創パートナーズ(札幌市)も協力する。標茶町では標茶町森林組合も参画する。

森林の所有者などがつくる森林保護や整備の予定をまとめた「森林経営計画」の作成支援や、各種申請の効率化も図る。

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