赤ちゃん星の噴出は赤い筋で捉えられた=NASA, ESA, CSA, STScI, Klaus Pontoppidan (NASA-JPL), Joel Green (STScI)

米宇宙望遠鏡科学研究所などの研究チームは、生まれたての「赤ちゃん星」からガスが一方向に噴出する様子を観測した。ガスやチリが集まった天体「星雲」から作られる星々は同じ方向に回転する傾向があると理論上考えられているが、実際にその様子を直接捉えたのは初めてだという。星の形成の謎を解く手がかりになるとしている。

宇宙望遠鏡「ジェームズ・ウェッブ(JWST)」でへびつかい座の星雲を観測した。この星雲には誕生から10万年以内の若い星々がある。赤ちゃん星からの噴出物は周囲のガスやチリと衝突して衝撃波を生み、赤い筋として見えた。

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