水素供給事業のふくしまハイドロサプライ(福島県浪江町)は同県南相馬市の福島ロボットテストフィールドに移動式水素ステーションを開設した。福島水素エネルギー研究フィールド(浪江町)が製造した水素を充塡し、燃料電池車(FCV)へ供給する。
福島県内で移動式水素ステーションが設置されるのは浪江町と福島市に次いで3カ所目。営業時間は水曜日の午前11時から午後2時まで。事前に予約すれば有料で供給を受けられる。
ロボットフィールドでは、水素を燃料にしたドローンやロボットの研究開発が進む。現在は水素の安全性に関する国の規制があり、水素ステーションが供給できるのはFCVに限られる。
同社の高野広充社長は「将来、規制が緩和されればドローンにも水素を供給したい」と話している。
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