建設業カーボンニュートラル研究会のキックオフセミナーが開かれた(9月27日、浜松市)

浜松市の官民連携組織「浜松市カーボンニュートラル推進協議会」は下部組織として「建設業カーボンニュートラル研究会」を設けた。建築物の運用時だけでなく、資材調達や施工、解体時も含めた二酸化炭素(CO2)の削減を推進する。

9月27日に浜松建設業協会(浜松市)でキックオフセミナーを開いた。国土交通省住宅局やゼネコン(総合建設会社)の須山建設(同市)などが参加したパネルディスカッションも開かれた。

研究会を通じて、建築物のライフサイクルカーボン算定ツール「J-CAT」の利活用促進などに取り組む。同協議会は「建設業界において今後必要となる取り組みを研究し、地元建設業などのカーボンニュートラル対応を進める」としている。

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