全国62の中核市でつくる中核市市長会は31日、秋田市で「中核市サミット」を開き、脱炭素や芸術文化などに連携して取り組むサミット宣言を採択した。11月1日には中核市市長会議を開き、提言をまとめる。
サミットのテーマは「これからをつくる、これからを生きる〜中核市が創る『ひと・まち・くらし』の未来〜」。中核市の市長ら関係者約450人が参加し、専門家も交えて各自治体が意見や情報を交換した。
世界風力エネルギー学会副会長の荒川忠一・東京大学名誉教授が「洋上風力発電によるカーボンニュートラルと地域振興」をテーマに基調講演した。パネル討論では「再生可能エネルギーが創るまちの未来」について議論を深めた。
中核市は地方自治法で定めた政令で指定する人口20万人以上の都市。同サミットは今年が27回目で、秋田市での開催は初めて。
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