北洋銀行と北海道小樽市、脱炭素関連のスタートアップSustech（東京・港）は13日、同市全域での脱炭素で連携するための協定書を結んだ。Sustechの脱炭素支援プラットフォームを活用する。同行が市内の取引先企業を中心にSustechを紹介し、温暖化ガス排出量を見える化できるように後押しする。
このプラットフォームでは、電気やガスの使用量などのデータを入力すると温暖化ガス排出量を算定できる。Sustechや同行、同行傘下のコンサルティング会社、北海道共創パートナーズ（札幌市）が連携して排出量削減に向けた対策を提案するなどする。Sustechは今後、道内に拠点を設けて本格的な支援体制をつくる計画だ。
小樽市の迫俊哉市長は「脱炭素は行政だけでは難しい。民間各社の力添えは心強い」とあいさつした。北洋銀の津山博恒頭取は「全道的な脱炭素の潮流を小樽市民にも広く認知したい」と応じた。
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
