ダイムラー・トラックの新ブランド「ライゾン(RIZON)」は5月20日、米国で開幕した「アドバンスト・クリーン・トランスポーテーション(ACT)エキスポ」において、新型電動トラック『e18Mx』と『e18Lx』を発表した。三菱ふそう『eキャンター』をベースにしたEVトラックだ。
これらのモデルは、都市および地域配送向けに設計されており、積載能力の向上と革新的な機能を備えている。
ライゾンは2024年3月、最初の顧客への引き渡しを行った。翌4月にはカナダ市場への参入も果たした。
新型モデルのe18Mxとe18Lxは、従来モデルの1万7995ポンドに対し、積載能力を1万8850ポンドに引き上げた。これにより、配送業者はより効率的に業務を行うことが可能となり、運行回数を減らすことができる。
さらに、パワートレインと高電圧電気機器に対する8年/12万マイルの保証と、高電圧バッテリーに対する8年/18万5000マイルの保証が標準で付帯する。この強化された保証パッケージは、RIZONの顧客の信頼性と安心感を高めるものになる。
ライゾンのキャブオーバーEVトラックは、都市配送や冷蔵配送に最適で、ボックストラックやステークベッドなどの多様なボディオプションに対応している。狭い都市部での運転に適した小回りの利く設計や、衝突回避などの先進的な安全機能も標準装備されている。1回の充電で最大257kmの走行が可能。レベル2のACおよびDC急速充電に対応している。
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