ヤマハ発動機は10月3日、2024年10月から国内勤務の従業員向けに新しいユニホームを導入すると発表した。この刷新は1982年以来、実に40年ぶりとなる大規模なものだ。
新ユニホームの特徴は、「高い安全性と作業品質」を追求しつつ、従業員の多様性を重視した点にある。黒を基調とした上着とパンツ、キャップで構成され、軽量で動きやすいストレッチ素材を採用。立体構造や機能的なポケットなど、業務の快適性を高める細やかな設計が施されている。
ヤマハ発動機の新ユニホーム注目すべきは、この新ユニホームが「みんなで作った」と言える点だ。開発プロセスには、発案からデザイン、仕様の検討まで多くの従業員が参画。性別や年齢、職種を問わず幅広い従業員から意見や要望を集め、14種のプロトデザインを作成。さらに、国内グループ会社の全社員参加可能なオンライン投票を実施し、最も支持の高かったデザインをベースに改良を重ねた。
ヤマハ発動機は、この新ユニホームについて、「働き方や働く人々の多様性、また気候変動や職場環境の変化など変わりゆく就労環境の中で、一人ひとりがよりいきいきと、誇りを持って働くための作業衣」としている。
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