トヨタ自動車の米国部門は、トヨタGAZOOレーシング(TGR)が、ブリヂストン冬季ドライビングスクールと提携すると発表した。2025年から、同校のパフォーマンスクラスにTGRの車両が導入される。
ブリヂストン冬季ドライビングスクールは1983年の設立以来、世界最長の歴史を持つ冬季運転教育プログラムとして知られる。新プログラムでは、3気筒ターボの4WDモデル『GRカローラ』をはじめ、『GRスープラ』、水平対向エンジンの『GR86』という3種類のTGRスポーツカーが使用される。
コロラド州スチームボートスプリングスにある雪氷路面の特設コースで、1日または2日間の運転体験を行う。参加者は、ブリヂストンのスタッドレスタイヤ「ブリザック」を装着したGRスポーツカーを、専門家の指導のもと運転することができる。
トヨタ『GRカローラ』が2025年から米ブリヂストン冬季ドライビングスクールに起用トヨタと同校の関係は2001年に始まったが、パフォーマンスクラス専用の高性能車両が導入されるのは今回が初めて。
一方、日常的な安全運転プログラムでは、従来通り最新モデルの4WD『カムリ』、SUVの『ハイランダー』と『4ランナー』が使用される。同校の先進的な指導技術は、これまでに約10万人のドライバーの低摩擦路面での運転に対する自信を向上させてきたという。
新プログラム「Fastest Ride on Ice featuring TOYOTA GAZOO Racing」は、同校の実績ある授業形式に新たな興奮を加えたものだ。マニュアルとオートマチック両方の車両が用意される。
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