1994年にスポークとディッシュの2デザインから始まった「クレンツェ」が、2024年で30周年を迎えるにあたり、集大成ともいえる新モデルを発表。前回は多くの人のお力があっての30年であり、それらを「集結させた＝ versammelt (ドイツ語) 」が由来の新作となる「versam」モデルが登場したが、今回はその他に「エボ」シリーズが登場するぞ!!

文：ベストカーWeb編集部／写真：ウェッズ

■これぞ「Kranze」って感じ!!　存在感は健在である

こちらは「FELSEN 358EVO」だ。他では見ることのない唯一無二感が満載のデザインとなっている

　今回、新たに登場するのは2024年クレンツェイヤーモデルのモノブロックデザインである「versam」を筆頭とした「エボ」シリーズの展開となっている。

　デザインは、平面・曲面・直線・曲線を集結させ、クレンツェの代名詞ともなった「三次元デザイン」を巧みに採用し注入した。

「FELSEN 358EVO」着用車。一気に高級感かつスポーティーなイメージが増していく

　高級ドレスアッパーや、プレミアムスポーツをメインターゲットに開発したウェッズのトップブランドを目指し開発。

　これまでの傑作をオマージュするようなクレンツェらしさを集結させた、「THE Kranze」 を目指したデザインとなっている。

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■ちょっと!!　もう少し詳しく教えてよ!!

こちらは「Weaval 100EVO」だ。先ほどの100EVOに比べよりスポーツ感が強めな印象が見受けられる

　特徴としては、クレンツェのイヤーモデルキャラクターをモノブロック化した鋳造ディスク1ピースノーマル構造だろう。（全サイズフローフォーミング製法）

　しかし単純に構造を3P→1Pに変更するのではなく、モノブロック化に伴うラインの調整、曲面の調整を施し、かつディスクラウンド自体をサイズごとに調整した。

　ポイントは、スポークの左右で表情を変化させている点。一方は直線基調・平面基調のライン、一方は 曲面と曲線基調の柔らかいラインで構成し、スポーク間の印象も直線基調と曲線基調とで違う表情に見えるよう造形されている。

少しいかつい印象も見受けられるが、かなりスポーティで引き締まったイメージだ

　 センター部においてはスポークからセンターキャップへなめらかにつながるラインながら、ナット穴周辺をエッジーなラインで陰影がついていて非常にクールだ。

　またクレンツェのエボシリーズでは久々のマットブラックを設定し、既存のSBCポリッシュと相対するカラーリングとしたことで、選択肢が大幅に増えている。

　2017年モデルより、センターキャップオーナメントをモデル名から変更し、以後統一仕様として設定致します。

　オーナメントに明記した「Authentic Axes Art」は、三次元にとどまらない「Kranze」らしさを表現すべく、 「Kranze」ブランドとしての誇りを持って頂ければという思いからホイールの中心に明記してあるそうだ。

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■バリエーションも沢山!!　足元から差をつけろ!!

　そして今回登場するのは上記の2種類だけでないため、非常にカスタムバリーエーションが豊富でユーザーにとってはこれ以上の喜びはない。

・Kranze ホイールラインナップ

　サイズも16～22インチまでのサイズ設定と幅広くあり、価格は税込で44,000円～とデザインの割には破格といったラインナップになっている。

　詳しくは下記ギャラリー画像からチェックだ。

　これだけスポーティーな見た目に加えラグジュアリー要素も持ち合わせたホイールがこの値段で手に入るというのは、正直に言うと「大丈夫かな？」と心配になるほどコスパが良い。

　愛車の足元をお洒落かつ高級感あふれる仕上げにしたい皆さん、あまり長い時間悩んでいると売り切れは免れない。購入するなら早めの行動をオススメする。

■wedsホームページ

・Kranze ホイールラインナップ

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