アストンマーティンは10月14日、映画007シリーズとの60年にわたる関係を記念し、特別仕様車『DB12ゴールドフィンガー・エディション』を発表した。この限定モデルは、世界で60台のみの販売となる。

1964年公開の映画『007/ゴールドフィンガー』で『DB5』が銀幕デビューを飾って以来、アストンマーティンと007シリーズは密接な関係を築いてきた。今回のDB12ゴールドフィンガー・エディションは、その歴史的な関係を祝福する特別なモデルとなっている。

外観は映画に登場したDB5を彷彿とさせるシルバーバーチのボディカラーを纏い、21インチの特別仕様ホイールを装備。インテリアでは、ジェームズ・ボンドのスーツを思わせるプリンス・オブ・ウェールズ・チェック柄をシートや内装に採用している。

さらに、18金メッキのアクセントや、映画の小道具にインスピレーションを得たギアセレクターなど、随所に007シリーズへのオマージュが散りばめられている。

購入者には、カスタムカーカバーや限定モデルの模型、映画のフィルム片など、特別なギフトセットが付属する。また、2007年物のシャンパン「ボランジェ」のマグナムボトルも贈られる。

この特別仕様車は、アストンマーティンの111年の歴史と007シリーズの60年の歴史が交差する象徴的な一台となっている。

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