三菱自動車は10月25日、第9回フィリピン国際モーターショーにおいて、ミッドサイズSUVのコンセプトカー『DSTコンセプト』世界初公開した。
このコンセプトカーは、本格的なSUVデザインと広々とした上質な室内空間を特徴とする3列シートのSUVだ。あらゆる天候や路面状況でも安全・安心で快適な走行を実現し、ドライバーや家族、仲間との新たな冒険を後押しする車両として設計されている。
デザインコンセプトは「GRAVITAS & DYNAMISM」。圧倒的な存在感と重厚感を醸し出す「GRAVITAS」は、SUVらしい安定感のあるスタンスと3列目シートまでしっかり座れる広々としたキャビンを融合したプロポーションで表現されている。一方、エネルギーと躍動感にあふれる「DYNAMISM」は、高い最低地上高と大径タイヤによって表現され、優れた走破性と機動性を示唆している。
インテリアには、フル液晶ドライバーディスプレイとセンターディスプレイを一体化させた大型パネルを採用。先進性を印象付けるとともに、運転に必要な情報を3連メーターで表示し、安心で快適な運転環境を提供する。
さらに、アセアン地域のさまざまな路面状況に対応するため、「ノーマル」「ウェット」「ターマック」「グラベル」「マッド」の5つのドライブモードを搭載。前輪駆動方式を採用しながらも、多様な走行環境での安全性と快適性を実現している。
三菱自動車は、このコンセプトカーを通じて、アセアン市場における次世代SUVの方向性を示すとともに、ブランドの新たな可能性を探っていく。
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