受注殺到と認証不正の影響で受注停止が続いている人気車のノア/ヴォクシー。ディーラーから入手した情報によると、11月中旬から現行モデルの受注を再開するという。ということは噂されているマイナーチェンジはいつになるのか? ノア/ヴォクシーの最新情報をお届けしよう。

文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部

■認証不正の問題で受注停止していたが11月中旬に再開予定

2022年1月に登場したトヨタ ノア/ヴォクシー。2Lガソリンと1.8Lハイブリッドをラインナップ(写真はノア)

 ノア&ヴォクシーは2022年1月13日の発売から2年半が経ち、そろそろマイナーチェンジモデルの登場が近づいてきた。しかし、認証不正の影響で、マイナーチェンジモデルの発売はおろか、現行モデルの受注停止中という状況に陥っている。

 今、ノア/ヴォクシーはどんな状況なのか、首都圏のディーラーに話を聞いてみた。

 「ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。長らく認証不正の問題で受注を停止させていただいておりましたが、11月中旬頃から現行モデルの受注を再開する予定でございます」。

 「認証不正の問題でお待たせして申し訳ございません。11月11日の週から受注を再開する予定となっております。まだはっきりとはわかりませんが早ければ来年3月頃の納車を見込んでおります」。

 ようやく、11月中旬頃には受注再開になるようだ。この受注再開のタイミングで、マイナーチェンジモデルとなるのか、現行モデルのどっちなのか? 複数の営業マンに聞いてみた内容をまとめると以下のようになった。

ノアのリアスタイル。エンブレムの小変更程度でになるもよう

 アルファード/ヴェルファイアと似たような状況だ。マイナーチェンジモデルの発表、発売が延期した影響で、現行モデルを引き続き生産し、現行モデルの追加枠を11月中旬から受注を開始、2025年1~3月の生産分が3月以降納車される予定。

 改良モデルについては、登場3年となる2025年1月上旬に先行受注を開始し、2025年3月頃に正式発表の予定。正式発表、発売時期については流動的で2月になるのか、はたまた4月以降になるのか、あくまでも予想で正確ではないという。

■マイナーチェンジで顔が変わる?

この個性のあるヴォクシーの顔が変わるのか?

 現段階で入ってきている情報では、フェイスリフトなどエクステリアデザインの大幅変更はないという。グレード整理とボディカラー変更、装備変更、価格アップなどで小変更にとどまる予定。

 ZとGグレード廃止のほか、ボディカラーはレッドマイカを廃止し、ホワイトパールクリスタルシャインからプラチナホワイトパールマイカに変更、HEVエンブレムの変更程度。

ヴォクシーS-Z(ハイブリッド、2WD、7人乗り)のコクピット

 装備面では上級グレードに10.5インチのディスプレイプラスやブラインドスポットモニター、ETC2.0が標準装備化される予定だが、今回は12.3インチTFTメーター(現在は7インチ液晶+アナログメーター)の採用は見送られるようだ。

 いずれにしてもノア/ヴォクシー現行モデル受注再開は嬉しいかぎり。ディーラーの地域によって時期が変わってくる可能性もあるが、ノア/ヴォクシーが早く欲しい人は早めにディーラーに足を運んだほうがよさそうだ。

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