フツーのクルマに設定され、スポーティーに走れるのが「RS」グレードの魅力だが、スポーツモデルに設定された「RS」も存在する。前期型のトヨタ GRヤリスと、現行型のマツダ ロードスターに設定されたRSの中古価格をチェックしてみた。

※本稿は2024年10月のものです
文：伊達軍曹／写真：トヨタ、マツダ、ベストカー編集部
初出：『ベストカー』2024年11月26日号

■スポーツカーに設定された「RS」

改良前まで設定されていた1.5L・3気筒＋CVTを搭載したFFモデルのGRヤリス RS（中古相場：約220万～350万円）

　超硬派なトヨタ GRヤリスではあるが、その前期型には最高出力120psの1.5L直3自然吸気にダイレクトシフトCVTを組み合わせた「RS」も存在した。RZグレードのような速さはないが、軽量ゆえの人馬一体感がなかなかステキな一台だった。

　そんなGRヤリスRSの中古車は、総額約230万円から。RZ系が350万円以上であることを考えると、「……これでもいいかな？」と思えてくる。

　そして現行型マツダ ロードスターのRSは、ビルシュタイン製ダンパーや大径ブレーキ、レカロ製シートなどの硬派装備のほか、BOSEサウンドシステムなども備える上級グレード。

　こちらの相場は総額170万からで、ちょうどいい物件は230万円前後から見つけることができる。

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