マツダは12月12日、『ロードスター』のパーキングアシストユニットについて、信号処理が不適切だったとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのは2023年11月から2024年10月に製造された「ロードスター」、計9051台。

ホイールの車輪速センサからの信号処理が不適切だったため、後進時に超音波センサが検知した障害物との距離と、車輪速センサから算出した移動距離に不整合が起きることがある。そのため、障害物との位置を知らせるパーキングセンサインジケータやブザーが作動しない恐れがある。また、スマート・ブレーキ・サポートの後方検知機能や、AT車に装備される誤発信抑制機能も作動しない恐れがある。

マツダは対象車両の使用者へダイレクトメール等で通知の上、全車両のパーキング・アシスト・ユニットの制御プログラムを修正する。

これまでにこの現象に係る不具合が2件報告されており、事故は報告されていない。

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