鳥取県を代表する特産品のひとつがシーズン入りです。
特産「鳥取砂丘らっきょう」が主産地の鳥取市福部町から全国の市場に向けて5月20日初出荷されました。
JA鳥取いなば農業協同組合・清水雄作組合長:
「今年も自慢できるらっきょうが育ったと思っている」
JAの組合長も胸を張る今年の鳥取砂丘らっきょう。
主産地の鳥取市福部町で20日行われた出荷式では、関係者がくす玉を割って初出荷を祝いました。
そして、42トンの初物を積んだトラック2台が全国の市場に向け出発しました。
JAによると、今シーズンの栽培は植え付け時期だった去年の夏に猛暑や台風の影響で初期の生育がかなり遅れたものの、今年の春先からは気温が上がり適度な恵みの雨もあったことから回復し、例年並の良い出来に仕上がったということです。
福部らっきょう組合長会・宮本和裕会長:
「かなりいい出来栄えになっていると思っている。みなさんに昨年以上に喜んでいただけるのではないかと思い安堵しています」
生産量日本一を誇る鳥取県産らっきょうですが、中でも福部町の鳥取砂丘らっきょうは大きなブランド力を持っていて、今年も例年どおり6月中旬まで関東や関西など全国の主な市場に出荷されます。
JAでは今年は1550トンを出荷し去年より1億円余り多い9億3000万円の販売を見込んでいます。
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