クマの出没や被害が相次ぐ中、環境省は人に被害が出る恐れがある場合に限り、市街地でクマを銃で殺処分できるよう法改正する方針を示しました。

 クマの駆除を巡ってはハンターが市街地などで猟銃を使うことは鳥獣保護管理法で禁止されていて、警察の指示などがあった場合に限り、認められています。

 5月23日に開かれた環境省の専門家検討会はクマによる被害が深刻化しているとして、クマが建物などに立てこもっている場合などに限り、警察の指示なしで
猟銃が使えるよう法改正すべきとの方針案を取りまとめました。

 環境省は秋の臨時国会への改正法案提出に向け、準備を進めます。

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