北九州市の小学生が、下水道資源を有効活用して作られた「じゅんかん育ち」と呼ばれるサツマイモの苗を植える体験をしました。

27日、北九州市小倉北区の日明浄化センターを訪れた日明小学校の4年生の児童たち。

下水道資源の肥料化を目指している北九州市の取り組みについて学び、「じゅんかん育ち」と呼ばれるサツマイモの栽培について説明を受けました。

「じゅんかん育ち」とは、下水汚泥や処理水に含まれる植物の成長に必要な栄養素を肥料に再利用し、これらを活用して育てた農作物のことです。

子供たちは、下水道の仕組みなどについて学んだ後、施設内の畑で実際にサツマイモの苗植えを体験しました。

割り箸を使ってビニールの穴をあけ、あわせて300本の苗をひとつひとつ丁寧に植えていました。

Q.やってみてどうだった?
◆4年生
「楽しかった!」

◆4年生
「やってみて、意外と簡単だった。奥まで刺してからブスっていれるだけやけえ」

Q.どんなサツマイモに育ってほしい?
◆4年生
「大きいサツマイモ!」

◆北九州市 上下水道局 前田洋希さん
「本市においても、SDGsの推進に向けて様々なところで取り組んでいますので、子供たちが循環について考えるきっかけづくりになれば」

子供たちは10月はじめには収穫体験もする予定だということです。

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