九州電力は定期検査中の玄海原発4号機で27日、非常用電源の給水ポンプ1台が一時起動しなかったと発表しました。部品の不具合によるもので予備の部品と交換した結果、正常に起動したため定期検査は再開されています。

九州電力によりますと、定期検査中の玄海原発4号機で27日、非常用電源の機能検査を行ったところ、非常時に原子炉を冷却するための電動の給水ポンプ2台のうち、1台が起動しなかったということです。
このため、27日午前11時50分ごろから設備を点検したところ、ポンプに電気を供給するための部品に不具合が見られました。
この部品を予備のものに取り換えた結果、給水ポンプは正常に起動したため午後3時前に通常の状態に戻ったということです。

周辺環境への放射能の影響はなく、定期検査も再開していて九州電力では部品の不具合の原因を調べることにしています。

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