体験を通して地元の海の恵みを感じてもらおうと、30日、越廼地区で児童らのワカメとり体験が行われました。
         
日本海に面している福井市越廼地区では、特産品の一つがワカメです。今年は例年に比べて、収穫量は少ないとのことですが、いま旬の時期を迎えています。
 
30日は、地元の越廼小学校の児童たちが「冷たい!」と声を上げながら「石の間に生えている!」「小さいワカメ!」などと刈り取りを楽しんでいました。

高学年の児童は「根本まで切るのが難しい」「食べてみたいかも」などと言いながら、専用の鎌を使って刈り取りました。
 
中には「アカモク」という海藻をとった児童もいて「モズクに似ていてコリコリしている。酢の物にして食べると美味しい」と話していました。
  
このあと児童たちは、刈り取ったワカメの根と葉先の部分を切り落とし、よく水洗いした後、網の上に一枚ずつ丁寧に広げていきました。乾燥させた後、学校で粉ワカメに加工して家に持ち帰ったり、学校と交流のある岐阜県の小学生にプレゼントしたりするということです。児童たちは「越廼のワカメは美味しい。味を堪能してほしい」と話していました。   

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