7月のアユ釣り解禁を前に、舟形町の最上小国川で稚魚の放流が始まった。30日は地元の小学生が放流を手伝った。

放流を手伝ったのは舟形小学校の2年生。

「大きくなってね~」

小学生による稚魚の放流は、川への愛着を深め、水産資源を守ることの大切さを学んでもらおうと、小国川漁協が毎年企画している。

最上小国川は全国から3万人を超す釣りファンが訪れるアユ釣りの名所。
今年も小国川漁協は、鶴岡市の栽培漁業センターから体長約5センチの稚魚を仕入れ、3カ月間育ててきた。

放流は5月22日から始まり、30日は子どもたちが約10センチに成長した稚魚1万匹を川に放した。

(児童)
「これぐらい! これぐらいになって帰ってきてほしい」
「ゴミ拾いをしてきれいな川にする」
「きれいにしてアユが戻ってくる川にする」

今年の県全体の放流量は114万匹で、このうち小国川漁協では例年並みの50万匹の稚魚を放流する計画。
アユ釣りは7月1日、県内の各河川で一斉に解禁される。

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