札幌の道立高校定時制の男性教師が、知的障害がある生徒の身上書にうその病名を記入し職員に広めていたことが分かりました。

 「国の求める政策や進め方に反しているし、ほかの学校でもおこりうる問題だ」(北海道教育委員会・第三者会議、大崎康二弁護士)

 北海道教育委員会の第三者会議は会見で、知的障害のある生徒に男性教師が不適切な言動をしていたと発表しました。


 第三者会議によりますと、男性教師は2023年3月、「血管性認知症」とうその病名をつけた身上書を作り、校内で共有していました。

 保護者に同意を得ず、生徒の日常生活能力を測る検査をしたり、保護者に生徒の自主退学を促したりしていました。

 報告書の公表を受け、保護者は「なぜ先生がこんなことをしたのかが分からない。理由が知りたい」とコメントしています。

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