秋田県内では各地でサクラが見頃を迎えているが、花見をより楽しめるグルメや、普段とは違う楽しみ方を提案する。今回は「花より団子」という人にぴったりの花見のお供。写真映え間違いなしの話題の韓国スイーツで、花見をより華やかに、おいしく楽しんでみてはいかがだろうか。

 サクラの季節が到来。各地で春らんまんの景色が広がる中、花見のお供を求めて秋田市八橋にある「カレーパンの君島」を訪れた。

 「カレーパンの君島」は、2023年2月にオープンしたテイクアウト専門店。名前の通り「カレーパン」が売りだが、「話題のグルメが食べられる店」として韓国グルメを中心としたSNSで話題の食べ物を提供している。

 3月末から販売しているのが、韓国で人気が広がった「タンフル」。

 カレーパンの君島・小川直也さん:
「タンフルは味も見た目も春らしく、ほかのメニューも花見にぴったりなので、ぜひ当店にお越しください」

 花見の準備は万端。「タンフル」を持って訪れたのは、秋田市新屋の大川端帯状近隣公園だ。

 佐藤愛純アナウンサー:
「青空とサクラのコントラストが美しい。水路が石でつくられていて、サクラとの相性は抜群。サクラの枝が長くせり出しているため、サクラの下を散策できる。気持ちが良い」

 大川端帯状近隣公園は、1955年ごろに地元の人たちが植えたソメイヨシノが約1キロにわたって並んでいる。その数は300本ほど。あふれんばかりに咲いた花が風に揺れていた。

 水路の両脇に整備された遊歩道からサクラを見上げて楽しむことができる。春の木漏れ日が降り注ぐ遊歩道を、ゆっくり散策してみてはいかがだろうか。

 「タンフル」は、新鮮なフルーツをあめでコーティングした「フルーツあめ」。栃木県産のイチゴのほか、ブドウとマシュマロを使用している。
 
 見た目がとてもかわいらしく、薄くコーティングされたあめがパリパリとしていて食感が楽しい。あめのほんのりとした甘さと、かむほどにイチゴの甘酸っぱい果汁が口の中に広がる。コロンとしたサイズ感がちょうどよく、見た目も華やかで、花見がより楽しくなる。

 一般的には串に刺さっているが、「カレーパンの君島」では小さい子どもでも食べやすいようにカップに入れて提供している。

 「タンフル」はイチゴの季節が終わるまで販売される予定。

 いましか楽しめない春の景色を、かわいいお供とともに満喫してみてはいかがだろうか。

 「カレーパンの君島」は、客の声を受けて商品開発することもあり、「タンフル」は客のリクエストから生まれた商品だ。最新情報は店のインスタグラム(@currypan_kimijima)で確認を。

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