世界遺産登録を目指す“佐渡島の金山”について、政府はユネスコの諮問機関・イコモスが勧告で求めていた「一部地域の資産範囲からの除外」について受け入れる方針を示しました。

【林官房長官】
「政府・新潟県・佐渡市において検討した結果、イコモスから指摘を受けた北沢地区について、資産範囲から除外し、緩衝地帯とする方針で対応することとした。登録実現に向けて、何が最も効果的かという観点から総合的に検討を行い、政府一体となって対応していく」

佐渡島の金山を巡ってはイコモスが追加の情報を求める「情報照会」を勧告。

政府が推薦時期とする江戸時代よりも後の時代の資産が大部分を占めるとして北沢地区を資産範囲から除外し、資産の範囲を修正するよう求めていました。

世界遺産登録の可否を審議する世界遺産委員会は7月、インドで開かれます。

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