体重計に乗るジェンツーペンギンの赤ちゃん=海響館提供

 山口県下関市立水族館「海響館」で、6月に相次いで誕生したペンギンの赤ちゃん3羽の体重測定の様子を公開している。8月4日まで連日午後2時半からの5分間、1羽のみ見学できる。

 同館では、ミナミイワトビペンギンのひな2羽が6月10、16日に、ジェンツーペンギンのひな1羽が同14日に誕生。いずれも野生では南極周辺に生息する。7月17日現在、ミナミイワトビペンギンの赤ちゃんは10日生まれが1・49キロ、16日生まれが1・32キロで、ジェンツーペンギンの赤ちゃんは2・94キロ。体長はミナミイワトビペンギンが各約30センチ、ジェンツーペンギンは約43センチに成長している。

 公開が8月4日までなのは、この時期を過ぎると巣立ちが始まるためという。1日5分間の短時間公開だが、同館は「赤ちゃんペンギンを間近で観察できる数少ない機会なので、ぜひ来館を」と呼び掛けている。【山本泰久】

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