水族館「マリンワールド海の中道」で撮影されたラッコのリロ君。
ほっぺをもみもみして気持ちよさそうにぷかぷかと浮かんでいます。

実は、日本で飼育されているラッコはわずか3頭。

リロ君は唯一のオスで、そのうえ芸達者とあって大人気です。

そんなリロ君ですが、この日はお気に入りのおもちゃをおなかに乗せると、両手を器用に使って一生懸命、顔をもみもみ。
その後も、一瞬、われに返ったようにカメラの方を見ますが、休むことなく顔をもみもみしています。

いったい何をしているのでしょうか。

飼育スタッフに聞いてみるとこの行動は「グルーミング」と呼ばれるもの。毛繕いをしている様子だといいます。

もともとは冷たい海で生息しているラッコですが、実は体温を守るための脂肪が少なく、その代わりマッサージするようにムニムニして体温を保っているらしいのですが…。

飼育員：
正直ですね、顔はほとんど水がつかないので、熱心にやる必要がない。眠たい、眠り半分みたいなときにやってます。

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