クマの出没を想定した訓練が7月24日、福島・喜多方市で行われた。これは、ツキノワグマが出没した時の連携を強化しようと、県や警察などが合同で実施したもの。

福島県内でクマの目撃情報は、2024年度約400件と、2023年度を上回るペースで寄せられていて、人身被害も発生している。

訓練では、住宅街で体長1.5メートルのクマが目撃された想定で、関係機関が情報を収集。合わせて付近住民への呼びかけを行い、クマを確保するまでの一連の流れを確認した。

福島県・自然保護課長インタビュー
「なかなか普段慣れていないっていう部分も発生しますので、そのとき一人一人が冷静にどういう行動をとるか、みんなで確認することで非常時でもスムーズに進めていきたいと思います」

県は、クマ鈴の携帯や複数人での行動など、クマへの注意を呼びかけている。

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